今日は Track27 をクリアしました。(^.^

ところで、よく間違えまくる大過去ですが、間違えた間違えただけでは埒が明かないので、この際、徹底的に大過去について調査することにしました。

まず、私がどうして大過去で間違えるのかと言うと、大過去にする時としない時の基準がよくわからないからです。
例えば、Track26 の ④ は『 彼が何かを隠していた箱 』って書かれてありますので、明らかに過去に彼が隠した過去のさらに過去のことなんですよね。

これって大過去ではないんだろうか?って言うね。
でも、英語の例文を見ると普通の過去形という。。。(;´_`;)
(もう何がなんやらですよ)

His brother, who opened the box where [ in which ] he concealed someshing, was suprised to see what was inside.
彼が何かを隠していた箱を開けた彼の弟は、中にあるものを見て驚いた。
大過去の用法と意味

大過去より過去時制を使う場合
以下のように前後の関係が一読して分かるような状況では、一般に、大過去ではなく、過去時制を使います。

He died in the town where he was born.
「彼は生まれた町で死んだ」
(死ぬのが後で、生まれるのがその前というのは自明だから)

He bought the book and read it in the cafe.
「彼はその本を買ってカフェで読んだ」

うーん、これを読むと、確かに自明過ぎることは大過去にはしなくても良いんですよね。
なので、Track26 の ④ も大過去になってないと。

でも、それなら Track27 の ① も不要ですよね。

After he called his boss to say that he could not go to work because he was ill, he went to the sea with the fishing rod ( which / that ) he had bought the day before.
病気のために仕事に行けないと上司に電話した後、彼は前日買った釣り竿を持って海に行った。

これも自明の話だと思うんです。
前日買った釣り竿ですし。

その釣り竿は前日に買ったんです。
そりゃもう、当然海に行った日よりも前の話でしょって言う。(´・д・`)

大過去なのに過去完了にしなくて良い!?

after とか before とかある場合は、大過去にはしなくて良いようですが、今回の件にはちょっと当てはまらないっぽいです。

【英文法】 時制 大過去

and とか but とかの頭位接続ってわけでもなく。。。

過去形と過去完了形 (★★★ 上級)

the day before なんて、ガチでそのまんまじゃないですかーやーだー。ヽ(´Д`;)ノ
これだと、大過去要らないですよね?

あと、文脈的にも過去形でOKなんじゃないか疑惑も・・・。

【英文法】 時制 大過去
tukkomi_32
でも、whenを使ってしまうと、どっちが先に起こったことなのか、順序付けがよくわからなくなることがあるので、そう言う時には必須らしいです。

ってことは、裏を返せば、それ以外はどっちが先に起こったのか、普通に考えれば分かるよな?な?な?って言うような時には、大過去は省略しても良いってことになりますかね。
(えーほんとに???)

【過去時制を使う場合】
◆ 前後の関係が一読して分かるような状況
◆ 等位接続詞が使われている場合
  ( and but )
◆ 順序関係を示す接続詞が使われている場合
  ( after before until )
◆ 起こった事が順序通り分かりやすく述べられている場合
◆ 時間順序を示す言葉がある場合
  ( the day before )

【大過去を使う場合】
◇ whenを使ったとき
  (時の前後関係がはっきりしないから)

まとめるとこんな感じですかね?
と言うか、これをつらつらと見てみると、大過去使う機会ってほとんど無いんじゃないかと。

最終章では大過去が頻発してますが、実はこんなに大過去を使わなくても良いんじゃないか説が浮上してきました。
(そして謎が謎を呼ぶ展開に・・・)

お前なんか未解決カテ行きだー ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ)`д) ;∴ゲシッ